SINGA宝塚クリニック|がん治療・統合医療

専門用語の理解Terminology

がん治療 専門用語の理解のために

ステージ(病期のこと)

がんがどのくらいの大きさになっているか、どの程度組織の中に広がっているか、周辺のリンパ節にいくら転移しているか、遠隔臓器への転移はあるかなどの要素をもとに、がんの進行度と広がりの程度を表わすのが ステージ(病期)分類です。

ステージは、I期(IA、IB)、II期、III期(IIIA、IIIB)、IV期に、
大きく分類されます。

がんの種類別にそれぞれにステージ分類があり、それにあわせた標準的な治療法が用意されています。ガイドラインといいます。治療の有効性は5年生存率を一つの目安にしてデータが集積されています。(詳しくは、国立がんセンターのサイトへ)

ステージは、治療前の検査によって決まりますが、手術の時に転移などが見つかれば、変更されることもあります。

遠隔転移をしている場合には、手術でもとの腫瘍をとるだけでは、根治はむずかしくなります。ですから、ステージによっては、症状を抑えるだけの手術・・・緩和的手術にとどまることもあります。

今後の希望を整理するうえで、ステージとそれに対する治療の内容については、正確に理解することが、患者さんや患者家族にとっては、とても大切なことと思います。

ドクター林の見方

ステージの判定は、医療者にとっては、治療方法の選択のための判断材料になります。患者さんにとっては、どのような治療が提供されるか、という切実な課題に直結します。

医療者にとって、どれだけ生存期間の伸ばせるか、これが一つの大きな判断基準となります。患者さんにとっては、長さも気になるところですが、「治る方法」があるのかないのか、ということではないでしょうか。

注意をしないと、ここにズレがあると、治療結果に不満をもつことにつながりかねません。奇跡的回復を願う気持ちとは別に、冷静に、ステージの常識的理解をすることは大切だと思います。

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