SINGA宝塚クリニック|がん治療・統合医療

専門用語の理解Terminology

がん治療 専門用語の理解のために

五年生存率

治療で、どのくらい生命を救えるかを示す指標です。
治療5年後に生存している人の割合が、がんに関係ない人の5年後に生存している人の割合に比べてどのくらい低いかで表されます。

パーセンテージが高いほど、治療で生命を救えるがんとされています。ですから、がんの治療成績を示す指標として使われます。

この生存率は、ステージや治療法により異なる治療成績の価値を判断するものさしのひとつとして使われます。

ドクター林の見方

5年生存率が40%というのは、5年後、10人のうち4人が生きているということを示しています。
生存率40%と説明されると、誰しも、5年生きられる方に魅力を感じ、自分もそうなると考えます。自分が5年以下の6人の側に入るとは思いません。

5年後に自分はいない。そんな想像、誰もしたくありません。4年8か月後、つまり5年でいなくなるということもデータの中には入っているのですが。

さて、いずれも命の長さに焦点を当てています。
医療者の善意、思いは「長さ」にあります。
これが必ず患者さんの「益」になるかどうかは、わかりません。

がん治療で、ベッドの上でようやく生きているのも「生きているデータ」に含まれます。データからは見えないものがあります。

とことん、がん治療に立ち向かうのもいいでしょう。抗がん剤でがんばって生きるというのもひとつ。趣味の音楽のステージに立ちたいと、病気をおさえながら懸命に努力を重ねる人もいます。また、がんの治療はそこそこに、とことん仕事に打ち込んでいく人もおられます。
家族との旅行や、食道楽に突き進む人もいるでしょう。
生まれてくる孫の顔を見るのを楽しみに、少しでも生きながらえようと踏ん張る人もおられます。

それぞれの思いがそこにあります。
すべては、考え方一つで決まるのではないでしょうか。そのために出来る医療の支えは、いろいろあります。

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