SINGA宝塚クリニック|がん治療・統合医療

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元気になるために

院長 林博文からひとこと

Doctor's Column

2.がん治療、自分の「ものさし」は?

ホスピス病棟で命に向き合ってきたものとしての視点があります。
限られた命を無理なく支える医療というものの役割があります。

手術、化学療法、放射線など標準的な治療で
おとなしくなっていくがんもあれば、そうでない場合もあります。
いずれにしても、その人その人の命、生き方があります。

決められたメニューのある中で、
患者さん自身が治療に関して自分の考えを広げていくことは、
なかなか困難なことです。

患者さんは、医学的には素人なので、
医療の専門的なことは、医者から聞くしかありませんが、
その聞いた内容をもとに、
これからどのように生きていくかというのを考えるのは、
患者さんにしかできません。

「先生、私、これからどうしたらいいでしょう」
困りに困って、このように言葉を発する人がいます。

どうしていくかは、自分で決められます。
そんな時、医療情報を噛み砕いて、
本人の希望を整理する助けが必要かもしれません。
その時、相談相手になれる医者、それは友人関係のようなものかもしれません。

現実を正しく理解すれば、
本当の希望を見出すチャンスが大きくなることもあります。
現実を直視し、事実を知ることが対策への「はじめの一歩」になります。

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